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2019/04/10Ncollege mailmagazine:若き新米管理職の悩み22 見つけられない3
年も明け、1月が行(い)き、2月は逃(に)げ、あっという間の3月も去(さ)り際を迎えております。年明けから3ヶ月、何ができたかと振返りながら新しく購入した手帳を眺めております。
一時期、私の地元大阪では、はしかがはやっておりましたが、皆様お元気でしょうか。

さて、前々回から新シリーズで経営理念の話を扱っております。
今回は、前回の最後に少しご案内したとおり、私の経験をご紹介したいと思います。
私の所属している会社、日本経営にも全社員で共有している考え方を設定しています。基本理念、社訓、五信条とあり、日々唱和しています。
しかし全社で共有している考え方は全社のものであり、個別のチームに落とし込んで考えると少し距離を感じぼやけた印象になってしまいます。そうすると私たちのチーム単位で扱える理念(当チームではビジョンと言っています)は何かという話になるのですが、これがなかなか決まらない。

 ※参考※
 【日本経営の基本理念】
  全従業員とその家族の幸福を追求するとともに
  その幸福に氣付いて感謝できる心を育み、
  社会の成長発展に貢献する。
 【私たちのチームビジョン】
  良い組織づくりに貢献する

 ※ ※ ※

お客様と一緒に理念を考えたり、お客様の組織で理念浸透の研修をしたりと、日々理念について頭を悩ませているメンバーが集まっても「これだ!」と一つにまとまらないのです。
特に議論の中心になったのは「良い組織」とは何か、お客様の「良い組織づくりに貢献する」とはどういうことか、という私たちの本業に直結するテーマでした。
それぞれのメンバーが理念についてしっかり考えた結果、こだわりが強く出すぎてしまったのが、まとまらなかった理由です。これはこれで、それぞれの仕事に対する熱意の表れかなと前向きに捉えたのですが、同時に理念を扱う難しさを改めて痛感いたしました。
つまり、理念とは、仕事における熱意や思い入れを言語化したものであり、それだけに一言一句の細かい部分にまで強烈なこだわりがあり、複数のメンバーで合意形成が難しい。
また、仕事上大切にしている考えを他者に披露し、場合により議論を交わすというのは、自分自身をさらけ出し、場合によっては傷つく可能性も有ることで、相当の人間関係がないとしっかり議論ができない。
と同時に、それほどのリスクを犯してまで理念について真剣に議論しあう環境を整えるのは、とてつもなく難しい。
むしろ、多くの場合には、参加者それぞれの熱量のばらつきが激しく、これといった議論もないままあっさりと合意形成されてしまうことが懸念される。
メルマガで話題を披露しながらお恥ずかしい話、実はいまだ当チームでも結論を出せていないテーマです。安易に妥協してしまうよりじっくり話し合いを重ねたほうがいいかなとも感じ、それまでは不定期だった管理職会議を毎月定期的に行うようになりました。
恐らく一朝一夕で答えの見つかるテーマではありませんが、皆様の組織ではいかがでしょう。

落合健太
kenta.ochiai@nkgr.co.jp

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